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2019年12月19日 (木)

私家版 ウォーゲーム用語集 2019.12.18日版

War-Gamers Advent Calendar 2019」の参加記事です。

気が向いたので更新しました。
前回(12.15)の内容を含んでいます。
前回の時、アットウィキを勧められたので今そちらにも構築中ですが、慣れてない為か作業にめちゃくちゃ時間がかかり、公開するかどうかも怪しい状況です。
気が向いたらまたブログで更新します。

ソロプレイゲーム
一人(ソロ)で遊ぶ(プレイ)する事を前提に作られたゲーム。
対戦相手の行動は如何するの?と言う点はゲームによって異なり、ルールで規定されていたり、パラグラフを参照したり、フローチャート化されてたりと色々。
一人でのプレイの為、他人の意見を聞けず(注意:聞かないではない)、ルールミス、プレイミス等が見つけ辛い。
関連語→ソロプレイ、パラグラフ、バターフィールド、対戦型、マルチプレイ

ソロプレイ
ゲームを一人(ソロ)で遊ぶ(プレイ)する事。
ゲームの種類、内容を問わず、一人でプレイしている場合に使われる。
ソロプレイゲーム以外の対戦型やマルチプレイゲームの対戦相手の行動は基本はプレイヤーが相手の立場になって考えて行動する。開発中のゲームのプレイの他、購入したゲームのルール確認、ゲームのテーマの研究等色々な場面で使われる。
欠点はプレイヤーの考えるうる範囲内でしかゲームが展開しない事。その為、対戦型やマルチプレイゲームのテストプレイをソロプレイだけで済ますと悲惨な事になる。
関連語→ソロプレイゲーム、対戦型、マルチプレイゲーム、テストプレイ

対戦型
2陣営に分かれてそれぞれの勝利条件を目指してプレイするゲーム。例:ドイツ対ソ連。
多くのゲームがこのタイプに含まれる。また、1陣営を複数人で受け持っても、基本が2陣営であればマルチプレイゲームでは無く、対戦型とここでは定義する。
ゲームの物理的な大きさにより、1陣営を複数人(チーム)で担当する事もある。例:ドイツ軍3人対ソ連軍4人等。複数人でプレイする利点は一人の負担が減る事が大きい。
関連語→ソロプレイ、マルチプレイゲーム、協力型、チームプレイ

マルチプレイゲーム
3陣営以上が、それぞれの勝利条件を目指してプレイゲーム。
プレイヤー数が固定されている物(例:4人プレイ専用)と範囲指定されている物(例:2〜5人プレイ)に分けられるが、呼称としてはどちらも「マルチゲーム」と呼ばれる。
人数固定は指定された人数でなければ遊べないが、範囲指定された物はその人数内であれば遊べる様に調整されている。
また、範囲指定された物には1〜4人等一人でプレイする事も考えられているゲームもある。(その場合「マルチゲーム」を「ソロプレイ」していると成る)。
「多人数ゲーム」と呼ばれる事もあるが、「対戦型」を1陣営複数人でプレイしている場合も(側から見ると)多人数と成る為、この呼称は混乱をもたらす場合がある。
多くのマルチプレイゲームでは他のプレイヤーと同盟を結んだり、裏切ったりは明文化された正しいルールなので、裏切りが嫌いな人は参加前に要確認する事。
関連語→ソロプレイゲーム、対戦型、協力型

協力型
参加者全員で特定の条件を満たす為にプレイするゲーム。
特定の条件を満たせば全員勝利で終わる物と、条件を満たしつつ勝利得点を競う物がある。
どちらも特定の条件を満たせなければ、プレイヤーは敗北する。
ほとんどが3人以上のプレイヤーを必要とするマルチプレイゲーム。
中には秘匿条件で特定の条件を満たさなくても勝利する場合があるので、マルチゲーム同様疑心暗鬼を嫌うプレイヤーは要確認する事。
関連語→対戦型、マルチプレイゲーム。

多人数ソロプレイゲーム(スラング)
一見するとマルチプレイゲームだが、プレイ中に他のプレイヤーとの交流(協力、対立)が無く、多人数でプレイしていてもソロプレイと変わらないゲームの事。
対立や疑心暗鬼を嫌うプレイヤーからの支持は多い。

テストプレイ
ゲームを製品化する前にルールに矛盾や想定外の出来事を抽出する為に行う事。プログラミングのバグ出しに似ている。
多くの状況を想定する為、通常は思考の異なる人を複数人で複数回行うが、時間的制約からテストプレイプレイ無しで出版される物も有るとか無いとか…
また購入したゲームのルール確認の為に行う場合も、人によってはテストプレイと呼称する。
関連語→ソロプレイ

チームプレイ
主に対戦型ゲームの1陣営を複数人で受け持ってもプレイする形式。
簡単に言うと一人で200個の部隊を管理するのか、一人50個ずつで4人で管理するのか。
基本的には人数を増やす事で管理する負担を減らす事を目的としている。
それ以外にそのゲームに慣れた人が、慣れていない人に同じ立場から助言できる事が挙げられる。
反面、意思疎通がしっかりしていないと不協和音を生じたり、慣れたプレイヤーにのみ負荷が集中して本末転倒になる場合があるため、そう言った状況を嫌うプレイヤーからは嫌われる。
関連語→対戦型

マップ
ゲームで使用するゲーム盤の事。大抵のゲームが地図を元に作成されているため、「マップ」と呼ばれる事が多い。
当時の地図をそのまま使用している物から省略されている物まで様々な物がある。
ヘックスやスクエア、エリア等に分割されている。
関連語→ヘックス、スクエア、エリア、ポイント・トゥ・ポイント

ヘックス/ヘクス(HEX)
マップ上に印刷された六角形の仕切り。主にゲーム内で距離を表し、実距離はヘックス対辺の距離が何Kmとかで表記される。
基本は正六角形のみで構成されていて、スクエアに比べると斜め方向の距離が現実に近い。
ヘックスの頂点や辺に対して個別の呼び名があるそうだが、ヘックス辺に対する「ヘックスサイド」以外は余り一般的でない。
視認線を用いるゲームではヘックス内にドットが打ってある事が多い。
関連語→スクエア、エリア、マップ、視認線

スクエア
マップ上に印刷された正方形の仕切り。主にゲーム内で距離を表し、実距離はスクエア対辺の距離が何mとかで表記される。
ヘックスは正六角形であるため、建造物内の表現(通常の建物は四角で構成されている)には向かないため、建造物内をテーマにしたゲームに多く見られる。
ヘックスは辺で繋がっていないと移動できないが、スクエアは頂点で繋がっていても移動できる場合がある。
ヘックスと同様視認線を用いるゲームではスクエア内にドットが打ってある事が多い。
関連語→ヘックス、エリア、マップ、視認線

エリア
マップ上に印刷された不定形の仕切り。ゲーム内容に実距離が余り影響しないゲームで多用される。
多くのゲームではエリアとエリアが「辺」で繋がっている場合は移動可能だが、「頂点」で繋がっている場合は移動できない。
関連語→ヘックス、スクエア、ポイント・トゥ・ポイント、マップ

ポイント・トゥ・ポイント(Point-to-Point)
マップ上には四角や丸でポイントが表記され、そのポイントから移動できるポイント先へは線で繋がれている。線で繋がっていなければ直ぐ隣にポイントがあっても移動できない。という一種の簡略化されたマップの表記方法。
移動に掛かるコストは繋がっている線の色で区別される事が多い。
エリアとほぼ同じ感覚。
関連語→ヘックス、スクエア、エリア、マップ

視認線(Line of Sight/LOS)
大砲など距離と視認に制限のあるゲームで登場する定義。
発砲者から目標が直接見えるか、途中に障害物が無いか、見える距離内か、などをヘックスやスクエアに記された視認線用のドットを直線で結んで確認する事が多い。
途中に障害物が有っても、視認できている場合があるので、各ゲームでの定義には要注意。
LOSと省略すると補給線(Line of Supply)と間違われる事があるので、省略には注意が必要。
関連語→ヘックス、スクエア、補給線

ユニット
ゲームで使用される部隊を表すコマ。但しゲームによっては1ユニットが1人だったり、戦車1両だったり、戦闘機1機だったりと部隊で無い場合もあるが、ユニットと呼ばれる。
形は様々、表記されている情報も様々、情報量も様々。
1つでも欠けると泣く場合が多い。
関連語→マーカー、カウンター、カウンターシート、ユニットトレイ、ユニットサイズ(規模)

マーカー
ゲームで状況を表示する際に使用されるコマ。
ユニットとは異なり情報量は大抵1つか2つ。形や表記されている情報は様々。
ユニットとは異なり1つ位欠けても余り気にならない。
関連語→ユニット、カウンター、カウンターシート、ユニットトレイ

カウンター
ユニットやマーカーの総称。ゲームによってはマーカーの代わりに使われる。
ゲームの物理的なサイズを表す指標の一つで、カウンター数2000個のビッグゲーム、とか使われる。
関連語→ユニット、マーカー、カウンターシート

カウンターシート
カウンターが印刷された用紙。ユニットシートとも呼ばれる。
1枚のシートに何個のカウンター(ユニット及びマーカー)が含まれるかは出版社によって異なる。
中古市場では、カウンターを切り離してある物を「切断済み(punched)」、切り離してない物を「未切断(unpunched)」と呼び、コレクターの購入判断の一つとなる。
関連語→ブランクユニット、ユニット、マーカー、カウンター、ユニットトレイ

ブランクユニット
何も印刷されていない若しくは印刷のズレを受け止めるカウンター。ブランクカウンターとも呼ばれる。
無いのが望ましいが、印刷やレイアウトの都合上どうしても発生する場合があるので、デザイナーや出版社を責めてはならない。
無くしたユニットやマーカーを作る場合には便利。
関連語→カウンターシート

ユニットトレイ
カウンターシートから切り離した後のユニットやマーカーを整理して仕舞う為の道具。
色や大きさは様々だが、概ね長方形で20マス位に区切られている。
昔のボックスゲームには必ずと言って良い程付いてきたが、これが無いと仕舞えない訳では無い。
輸送途中に蓋が外れていたり、プレイ中にひっくり返して中身をぶち撒けると泣く。
余談:ユニットやマーカーを整理して仕舞うだけなら、ジップロックの袋が一番。
関連語→ユニット、マーカー、カウンターシート

ダイス(dice)
サイコロの事。
乱数発生器の1つで手軽に乱数が出るので、ゲームでは戦闘解決の他、様々な場面で使用される。
世界には様々な面数のサイコロが存在するが、ウォーゲームでは大抵は正六面体又は10面体が使用される。
ゲームにより使う面数や個数が異なるので、ルールをよく確認する事。
余談:ダイス(dice)はdieの複数形の為、英文ルールでは、サイコロ1個の場合はdie、複数の場合のみdiceと記述される。そしてdieは「死」を表す単語のため、「死」を振るが一杯出てきて、なんじゃこりゃ?と成るのが昔の英文翻訳ソフト。
関連語→ゾロ目、ダイストレイ、ダイスタワー

ゾロ目
複数のサイコロを振って同じ数字が揃う事。
6面体でのピンゾロ(1のゾロ目)や6ゾロ(6のゾロ目)が有名。
それが成功か失敗かはゲームによって異なるが、戦闘結果表(Combat Result Table/CRT)では小さい数字が悪い結果を、大きい数字が良い結果をもたらす事が多い。
関連語→ダイス

ダニガンの乱数発生器(Dunnigan Ceramaceous Randomizer)
カウンター(ユニット、マーカー、チット)をカップ等の器に入れて、そこから無作為に引く事で結果を求める方法。要はくじ引き。乱数発生器の1つ。普通はこの言い方はしないので注意。
余談:英文例 Dunnigan Ceramaceous Randomizer (i.e. a dry, clean coffee cup - or you could use an upended steel helmet for verisimilitude).
参考文献:Winter Thunder(TINY BATTLE PUBLISHING)/2.4項
関連語→チット引き

チット引き
カウンターをカップ等の器に入れて、そこから無作為に引く事で順番などを決める方法。要はくじ引き。乱数発生器の1つ。この場合のみ器に入れるカウンターはチットと呼ばれる。
主に順番決定で使われる事が多い。
プレイヤーの意図しない順番で動かされる為、対戦型でチット引きのゲームを嫌う人もいる(が、デザイナーの意図は意図しない順番で動く事に有ったりする)。
関連語→順番決定、ダニガンの乱数発生器

ユニットサイズ(規模)
1個のユニットの物理的な大きさを示す場合と1個のユニットが表す部隊の規模を示す場合とある。
ここでは1個のユニットが表す部隊の規模を示す場合に付いて述べる。
1個のユニットが表す部隊の規模は個人から軍までゲームによって様々。一つのゲーム内でも中隊〜師団等異なる場合が多々ある。
一つのゲーム内で規模が異なるユニットが存在するは、通常はユニットに部隊規模が記されている。とは言え、古今東西の軍隊で部隊の規模は様々なので各ゲームのルールを参照の事。
ユニットが表す規模によってゲーム全体のサイズを知る事ができる。
ここでは第二次大戦以降をテーマにしたゲームの多くで使われているNATO式と思われる記号を一例として挙げる。上段の方が実際の人数は少ない。
小隊(Platoon) ・・・
中隊(Company) I
大隊(Battalion) II
連隊(Regiment) III
旅団(Brigade) X
師団(Division) XX
軍団(Corps) XXX
軍 (Army) XXXX
軍集団(Army-Group) XXXXX
知らないよりは知っていた方が良い知識だが、知らないからと言って卑下する事は無い知識。
注意:ここでの「軍」とは部隊の規模を表す単位の様な言葉です。陸軍、海軍の軍やドイツ軍、ソ連軍の軍とは異なります。
関連語→ユニット

ダイストレイ
サイコロを振る時に使う道具。ゲームのプレイに必須では無いが、有ると便利な道具。
サイコロを振った際に意図しない所まで転がらない様に縁が有る物が使われる。
材質、色、形は様々。プラスチック容器やコップ等、他の道具をダイストレイとして使う人もいる。
関連語→ダイス、ダイスタワー

ダイスタワー
サイコロを振る時に使う道具。ゲームのプレイに必須では無いが、有ると便利な道具。
サイコロを振る時に出目が偏らない様に立体的にサイコロを転がす為の専用道具。
材質、色、大きさは様々だが、サイコロを振り込む部分は筒状になっているのが一般的。
立体の構造物の為かさばる事と、他の用途に転用し難い事が欠点。
関連語→ダイス、ダイストレイ

狙撃兵と言う呼び名
ウォーゲームでは狙撃兵には2つの使い方があります。
1つは中遠距離の目標を狙う狙撃兵(Sniper)の事。
もう1つはソ連軍の歩兵(Infantry)部隊の事。
ソ連軍では歩兵部隊の事を狙撃兵と呼ぶ為、知らないとゲームによっては「なにそれ?」と成りますが、知っているからと言って自慢する程では無い知識。
どちらを指しているかは状況によって変わるので注意の事。
余談:私が最初にプレイしたゲームはドイツ軍対ソ連軍だったので、部隊名が第○○狙撃兵師団と書かれており、「構成員は皆スコープ付きの小銃を持っているSniperだけ」と思ってました。

戦車部隊の呼び名
戦車はある程度の部隊(大隊以上位)になると国によって呼び名が変わる事があります。
大まかに機甲(アメリカ)、装甲(ドイツ)、戦車(ソ連)とありますが、ユニットに記されている記号は皆同じだったりする。
会話の相手に通じれば、機甲でも装甲でも戦車でも良いと私は思います。
ゲーム内での定義は各ゲームのルールを確認の事。
知らなくても困らない知識で、知らないからと言って卑下する事は無い知識。
余談:「狙撃兵と言う呼び名」と同じでウォーゲームだけでは無くミリタリー界隈でも使われるので、知ったか振りで指摘すると手痛いしっぺ返しをされる言葉。

スケールは?
こう聞いて来た場合、相手が知りたい事は大体次の3つを指します。
・1ユニットが表す部隊規模
・1ヘックスの対辺距離
・1ターンが表す時間
なので回答例としては、1ユニット基本大隊、1ヘックス5Km、1ターン1日、と言った具合です。勿論会話の対象となっているゲームによって変わります。

 

ダウンロード - e794a8e8aa9ee99b862019.12.18.v3.pdf

大きな余談:今のところ過去の経験と知識を中心に書いてます。なので間違っているかも知れませんし、自分の知識が偏っている事も自覚しました。

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