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2020年1月18日 (土)

私家版 ウォーゲーム用語集 2020.01.18日版

今日は寒いですね。


気が向いたので更新しました。
PDFファイルは前回までの内容と参考画像が含まれています。
気が向いたらまたブログで更新します。

今回追加した言葉

ブラインド・サーチ/ダブル・ブラインド
2枚のマップを使用して、敵味方が別々のマップに部隊を展開し、敵部隊の位置や全貌が判らないゲームシステム。当然相手のマップを覗き見するのは禁止行為(ゲームによります)。その為背中合わせに座ったり、間に衝立を立てるのが一般的。
海戦ゲームで時々見かける他、陸戦でも存在する。
余談:衝立にはテーブルトークRPGのマスタースクリーンをよく使いました(過去形)

ダミーカウンター
主に「戦場の霧」で使用される見せかけだけで実体が無いユニットの事。略称「ダミカン」。
欺瞞行動として使われる。
ゲームによっては動けるダミーカウンターも存在する。
関連語→戦場の霧

アントライド(untried)システム
戦力が判らない様にユニットは裏面で初期配置したり、増援で登場する。
裏面には部隊の種類と移動力のみが記載され、戦闘するまでは戦力が判らないゲームシステム。
一旦戦闘した後はずっと表面になるが、戦闘するまでは自軍部隊なのに戦力が判らない、表面を見てはいけないのが一般的。
ドイツ軍対ソ連軍の戦いのゲームでよく見かける。

戦力チットシステム
部隊名や規模は判るが、戦闘するまでは戦力は自分でも判らない。
戦力は最初の戦闘の時に戦力チットをランダムに引いて決定するゲームシステム。
その為、プレイの度に同名の部隊の戦力が異なる。
戦力チットは自作して数を増やす事は禁じられている為、先のアントライドシステム同様確率論に走るプレイヤーは少なからず居る。
このシステムを採用しているゲームはほぼ間違いなく「戦場の霧」ルールを使用しています。
関連語→戦場の霧

地雷
陸戦ゲームで時々出てくる実在する兵器。ゲームのスケールにより、地形効果の一つだったり、進入するとチェックして作動したりする。
前者の場合マップ上に印刷されていたり、マーカーを置いて表示する。
後者の場合、マップ上にはほぼ表示されず、設置場所がメモされている程度。
海では機雷が実際の兵器で存在するが、その使用方法故、ゲームに落とし込む際には地形効果となる場合が殆ど。
余談:英文では地雷も機雷も「Mine」で記述されている事が多いです。そして鉱山も「Mine」。ウォーゲームあるあるネタ。

誤射誤爆
誤って味方を撃ったり爆撃する事。
戦史を読むと頻繁にあるが、ウォーゲームでは意図的に誤射誤爆する事はほぼ無く、高空からの爆撃が隣にずれる程度です。
敵味方が混戦している場所への爆撃は注意しましょう。
余談:英文では砲撃も爆撃も「Bombardment」と表記される事があります。ウォーゲームあるあるネタ。

スカッター(Scatter)/漂流
ウォーゲームでは、空挺降下する部隊や上陸部隊が、風や波の影響で目標地点からずれる事。
どの程度ずれるかはゲームによって異なります。
余談:マップの上1フィートからユニットを落とす、と言うルールのあるゲームも世の中には存在します。
余談の余談:「1フィートの長さの物ない?」と聞かれた時、A4用紙を渡したら不思議な顔をされました。誤差3%なんだけどなぁ…その後ユニットを24個並べて1フィートを作ってました。(そのゲームでは1ユニットの大きさが1/2インチだった為)

兵科記号
ウォーゲームでは、そのユニットの主要な構成内容を表示する記号やシルエット/イラスト。多くの陸戦ゲームではNATO式と思われる記号を使用している。
印刷技術の向上により、最近は多色な兵科記号が使われる他、通常は1ユニットに兵科記号1つなのに2つ3つ記載されているゲームも出てきた。
と同時にフレーバー的要素からプレイに必要な情報を含む様に変わってきた。
因みに基本的な兵科記号は国際通信社の「コマンドマガジン」誌にユニットサイズ(規模)と一緒にほぼ毎号掲載されています(偶にしか買わないので判らなかった)。
同じ記号でもゲームによって表現されている物は異なりますので、詳しくは各ゲームを参照の事。
余談:シルエットで戦車の種類を判断するのは面倒臭いです。然も敵味方の戦車の種類を比べて戦闘修正を出すとか…面倒臭いです。

地形
海戦や空戦ゲームでは余り気にしないか、陸戦ゲームでは重要な要素。
大きくヘックス/エリア内に広がる地形と辺に沿って広がる地形に分かれる。
また、各地形は大抵は色によって識別される。
詳しくは各ゲームを参照の事。
川は大体辺に沿って広がるが、偶にヘックス内に存在するゲームも有るので、思い込みは危ない。
関連語→地形効果表、オーバーレイ地形

オーバーレイ地形
マップとは別に厚紙に印刷された地形。切り取ってマップに重ねて使用する。
主にユニットの規模が(単艦や分隊等)小さいゲームで使用され、海戦ゲームでは小島等の妨害地形として使われる他、陸戦でも偶に使用される。
ヘックスだけでは無くヘックスサイドも含めて変わる場合があるので、切り取る時には注意が必要。
余談:某ゲームのオーバーレイ地形を自作した事がありますが、評価は低かった。
関連語→地形

地形効果表(Terrain Effects Chart/TEC)
そのゲームで使用されている地形と、各地形の移動に対する効果、戦闘に関する効果が纏められた表。
陸戦ゲームのプレイ中は常に必要とされるので、出来ればプレイヤーの人数分コピーしておく事をお勧めする。
ゲームによって各地形の効果は異なるので、プレイ前に確認する事。
地形の効果は辺とヘックス内の効果は累積するが、ヘックス内に複数の地形が有っても累積しないのが一般的。
余談:英文だと装軌(Track)、装輪(Truck)、小径(Track)がトラックとなる為ややこしい。MMP社あるあるネタ。
関連語→地形

スタック
1つのマスに複数のカウンター/ブロックが置かれている状態。
ヘックス径の小さいゲームではカウンターを積み重ねる事から。
ヘックス径が大きかったり、エリアが広くてカウンターを並べる事が出来ても、大抵はスタックと呼ばれる。
ヘックス径が小さく、密集している時に、崩さずに触れるのは至難の技。
余談:「戦場の霧」ルールの有無にかかわらず敵スタックには触らないのが無難。
関連語→スタック制限、ピンセット

スタック制限
1つのマスに置ける「ユニット/ブロック」の上限。「マーカー」は数に含めない場合が殆ど。
ゲームによってスタック出来る条件は異なるし、スタック制限を確認するタイミングも異なるので注意が必要。
関連語→スタック

ピンセット
物を摘む為の道具。ウォーゲームでは密集した盤面から特定のスタックを取り出す時によく使用される。
サイズや色、形は様々。
古今東西、スタックを崩さない様にする道具(ユニットスタンド)が考えられてきたが、未だ決定打は無い。
余談:ピンセットの代わりに箸を使う人もいる。私は真似出来ない。
関連語→スタック、角を丸める

角を丸める(Clipping)
角を落とすとも言われる。
カウンターシートから切り出したユニットの角は粗い為、見映えを良くする、隣のスタックを崩さない為、等の理由により角を丸める。
使われるのはカッターやハサミ、爪切りの他、専用の道具も存在する。
角を丸めた物は英語ではクリップド(Clipped)となる。
近年は打ち抜きの段階で角を丸めてあるカウンターシートも出てきた。
余談:角を丸める作業をスラングで「修行」と呼ぶ人もいる。
関連語→ピンセット

ローマ数字
軍団(Corps)の部隊番号によく使われる。正しい記述方法は此処では省く。
iが1、vが5、xが10、Lが50を表す。
アラビア数字だけだと部隊名が読み難い為と思われる。
使用例:LXXXV/352で第85軍団所属の第352師団、と言った具合。
知らなくても余り困らないが、知ってると一寸だけ便利な知識。
部隊番号の表記は粗「/」で区切られるが「/」の左に上位組織がくるか、下位組織がくるかはゲームによって異なる。

ダウンロード - e794a8e8aa9ee99b862020.01.18.v6.pdf

 

そろそろネタ切れなので次の更新が有るか不明。

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